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アコムの対応

今年、6月に完全施工された改正貸金業法で導入された総量規制の対策として、消費者金融も新規融資には慎重で、融資残高、利息収入共に減り、過払い請求は高止まりしているようです。

アコムにつきましては、大手邦銀を筆頭株主に持っていることから、武富士やその他ノンバンクに比べて高い信用力があり、倒産や民事再生などで過払い金が回収できなくなるリスクは低いと考えられています。

過払い請求の訴訟提起後のアコムの対応は、争点がない場合は、第1回期日と第2回期日の間に利息含めた全額の返還で和解となるケースが多くなっています。

また、争点がある場合は、お互いの譲歩により、訴訟前の任意和解の場合よりも増額和解が可能となっています。

消費者金融は経営が厳しくなりますと他の業者に自社が持っている債権を譲渡したり、別の業者への契約切り替えたりすることが少なくありません。

そうしますと、過払い請求はどちらにすべきなのか法律上決まっていませんから、対処に困るという懸念があります。

例えば、クラヴィスは、プロミスやネオラインキャピタルに債権譲渡や契約切り替えをしていますが、クラヴィスからは過払い金の回収ができない状態が続いているそうです。

過払い請求では、交渉の期間も金融業者により大きく違ってきます。

大手消費者金融でしたら比較的早いのですが、それ以外の場合は、かなりの時間を要します。

交渉ができればまだ良いほうで、中にはかなり悪質な会社もあって、いくら電話をしましても担当者と話ができないということもあります。

もちろん、FAXも無視されるということです。

実際に、過払い金の返還を受けるまでに要する期間は、過払い請求をする消費者金融によって違ってきますが、対応の早い業者で1ヶ月から2ヶ月前後とされています。

過払い金請求に対する各金融業者の対応はますます厳しくなってきているようです。

消費者金融は訴訟外での和解は困難で裁判での解決が必至とされています。


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